プロトⅢメイキングブログ⑧
このところ「スッポ抜け」というワードが頭から離れない日々を過ごしている藤岡です。
今回のブログも素人目線である意味「釣針屋のボヤキ」になっております。
ベテランの方は読み飛ばしてください。
・どうしても納得できない素人藤岡←コイツ
プロト針に対して、やや怒り気味でラインしてくる方もいます。
「この針は、スッポ抜けると思っていたが、やっぱりスッポ抜ける」と・・だけ・・・
この結果に対して納得できない訳ではありません。これは事実(fact)ですから・・
納得できないのは総じてスッポ抜けると「表現」される事です。
・「スッポ抜ける」の定義は?
ピストン式の竹製水鉄砲を子供の頃につくりました。
突き棒を手前に抜くと「スッポン~」とイイ音がしてクセになります。
藤岡←コイツが勝手に「スッポ抜け」を定義するなら
「口の中に針が付いた餌が入ったのか?」がその分かれ目だと思います。
①餌と針が口の中に入った場合(くわえた場合も?)・・・スッポ抜け〇
②餌と針が口の中に入らなかった場合・・・・掛からなかった〇
なぜこのように定義してみようと思ったのか?
それは
頂いたレポートの中でしっかりと「スッポ抜け」と「掛からなかった」を使い分けていると感じる方がおられるからです。意識してか?無意識にか?は分かりません。
いつも建設的でまとまったレポートです。時に自分自身に原因の矢印を向けられる勇気も感じる事が出来る文章なのでご自身の中でも課題を切り分け考えようとされている事が伝わってきます。
・石鯛釣りの「常識」は「非常識」である事を忘れてませんか?
石鯛釣りでは常識!でも他の釣りから見ると「エッっ~と」思う事は多々あります。
「ハリスワイヤー上にある餌」「固定結び」なんかがその代表例ではないでしょうか?
チモトに関して「エサ落ちの良さ」を求めるのも特殊です。
・石鯛釣りは確率
石鯛針には餌の名前がついている事が多いですがそれだけ「餌」と「針」の位置関係
が重要である事を証明しています。
餌ストッパーも餌と針の関係を良い条件下におきたい場合に使う訳です。
前にもブログで書きましたが
この魚には絶対に針が立たない「歯」があり、「掛からない確率が高くなる状態」があります。
この事の説明は省略しても「大丈夫だと思います」と書きながら・・・・
本心では・・・・忘れてる釣人が多いと思っている藤岡←コイツです。
・前おきにずいぶん文字数を使いましたが
その上で「カンヌキに掛ける率が高い釣人」「その逆の結果の釣人」で何が違うのか?を考えてみます。
長くなるので次回に続きます。最後まで読んでいただきありがとうございました。