営業職はなくならない!と思った件
釣針の成形設備は各社で自作です。
加工部品点数は200以上、金額にして数百万にもなります。
加工部品は数が多いので外注加工に出します。
どんな仕事もそうですが
「設計者と部品加工会社にも深い信頼関係が必要です」
それを築くには長い時間を必要とします。
信頼関係が無いと図面に事細かい指示を増やす必要があり、寸法交差も厳しくなりがちです。
その結果、必要以上の精度と高価な部品を生み出してしまいます。
なので時間と費用を費やして要求する品質、精度、価格を推し量る事が出来るまでやり取りを積み上げる事で信頼関係を少しずつ築くわけです。
そうなるとお互いにとって適切な精度の部品と価格が安定して得られるのです。
2021/12/20
残念ながら信頼出来る営業マンさんが色々あって部品加工会社を退職されました。
またいちからやり直しです。
彼が担当していた会社の設計者が100%そう思ってガッカリしているでしょう。
経営者はどの仕事を機械やAiにさせて、どの仕事を人にお願いするかをしっかり考えないとダメですね。
追伸
僕も早く設備を充実させて多品種小ロッド製造を確立させ大好きな営業マンに専念したいです^_^!