フィールドテスターをぶっ飛ばす!あなたのアイデアを製造部に直送!

釣針屋comoe

「釣りの前」「釣の後」の楽しいを最大化

2019年独立起業した釣針屋のBLOGです。

作り手と多くの釣人がつながる仕組みができないか?模索中

専用機や金型製作技術を「釣人のワク!ワク!」に変換していきます。

カンヌキをとらえる確率25%!

釣針を作る機械は売ってません。

100%各メーカーが自社で考えて作る「自社開発設計設備」です。

 

難しいたとえ話です(読みとばしてください)

僕も自身で製造設備を設計・製造しますが機械を考える時に求められる能力・結果に対し「確率」を計算しなければならない機械もあります。

 

例えばバラバラになった針を「整列搬送(向きをそろえて搬送)」する機械なんかがそれにあたります。その機構の一部を手とボールペンで表現します。

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ボールペンにかかる確率



 

ボールペンの上からバラバラと針をばらまくとボールペンに引っ掛かりぶら下がった状態になる”確率”は最大約25%です。

この25%という数字は”バラバラまく針の量(供給量)”を決めるにあたって必要な数字です。

 

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掛かる方向

「なぜ25%なのか?」→→→「ボールペンに対して落ちていく針の向きの確立です」

当たり前の話ですが、針を見るとボールペンにぶら下がる可能性があるのはAの方向からボールペンに落ちたときです。その他の方向からは引っ掛かりません。なのでおよそ1/4(25%)と仮定して供給量を決めるわけです。

意外にも機械設計初期段階ではおおざっぱな目測からスタートするんです。

 

教えてください!これ石鯛師の常識ですか?

前回ブログでは「すっぽ抜けとその要因」について考えて書いてみました。Facebookでもコメントいただき勉強になっております。あざーっず

 

コメントの中の1つに「針をくわえた向き」がすっぽ抜けと関係するのでは?と教えていただきました。

 

いただいたコメントと「愛読書!激釣 石鯛」で学んだ事を考慮して素人藤岡が計算すると・・・・

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この状態で左(小指方向)に反転すると針は掛かるのか?

 

 

石鯛のカンヌキを針がとらえる確率は25%+αくらい?になりました。

 

もちろん餌をくわえて反転して走ったと仮定してのお話です。

 

・くわえる針向き(右か左)50%

・石鯛が反転する方向(右か左)50%

 

魚がくわえる針の向きはコントロールが難しい?ので約半分と仮定します。さらに魚が反転する方向はコントロールできない?のでさらに半分すると1/4で25パーセントになるわけです。

 

まさか?北半球の魚は台風と同じで左回転しかしない?なんてないですよね?

 

では後の75%はどんな状態が想像できるのか?総じて言うならば全て「すっぽ抜け」??なのでしょうか?

 

これは石鯛釣りをする人の中では常識・・・なのか??

 

素人(石鯛釣り未経験)の僕が言うとめっちゃ怒られそうですが75%のアタリの対応がこの釣りのキーになるのでは?と妄想してしています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

追伸

プロト1~2にたくさんの釣果やレポートをいただきありがとうございました。

皆さんのおかげで2020/10末にいよいよ販売を開始いたします。

販売は当面、「ネットショップBASE」にて行います。現在準備を進めております。

現在ページはご予約受付状態になっております。

 

検索は 「BASE 釣針屋comoe」でお願いいたします。

 

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お読み頂きありがとうございました。これからも良い仲間と共に~