カンヌキをとらえる確率25%!
釣針を作る機械は売ってません。
100%各メーカーが自社で考えて作る「自社開発設計設備」です。
難しいたとえ話です(読みとばしてください)
僕も自身で製造設備を設計・製造しますが機械を考える時に求められる能力・結果に対し「確率」を計算しなければならない機械もあります。
例えばバラバラになった針を「整列搬送(向きをそろえて搬送)」する機械なんかがそれにあたります。その機構の一部を手とボールペンで表現します。
ボールペンの上からバラバラと針をばらまくとボールペンに引っ掛かりぶら下がった状態になる”確率”は最大約25%です。
この25%という数字は”バラバラまく針の量(供給量)”を決めるにあたって必要な数字です。
「なぜ25%なのか?」→→→「ボールペンに対して落ちていく針の向きの確立です」
当たり前の話ですが、針を見るとボールペンにぶら下がる可能性があるのはAの方向からボールペンに落ちたときです。その他の方向からは引っ掛かりません。なのでおよそ1/4(25%)と仮定して供給量を決めるわけです。
意外にも機械設計初期段階ではおおざっぱな目測からスタートするんです。
教えてください!これ石鯛師の常識ですか?
前回ブログでは「すっぽ抜けとその要因」について考えて書いてみました。Facebookでもコメントいただき勉強になっております。あざーっず
コメントの中の1つに「針をくわえた向き」がすっぽ抜けと関係するのでは?と教えていただきました。
いただいたコメントと「愛読書!激釣 石鯛」で学んだ事を考慮して素人藤岡が計算すると・・・・
石鯛のカンヌキを針がとらえる確率は25%+αくらい?になりました。
もちろん餌をくわえて反転して走ったと仮定してのお話です。
・くわえる針向き(右か左)50%
・石鯛が反転する方向(右か左)50%
魚がくわえる針の向きはコントロールが難しい?ので約半分と仮定します。さらに魚が反転する方向はコントロールできない?のでさらに半分すると1/4で25パーセントになるわけです。
まさか?北半球の魚は台風と同じで左回転しかしない?なんてないですよね?
では後の75%はどんな状態が想像できるのか?総じて言うならば全て「すっぽ抜け」??なのでしょうか?
これは石鯛釣りをする人の中では常識・・・なのか??
素人(石鯛釣り未経験)の僕が言うとめっちゃ怒られそうですが75%のアタリの対応がこの釣りのキーになるのでは?と妄想してしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
追伸
プロト1~2にたくさんの釣果やレポートをいただきありがとうございました。
皆さんのおかげで2020/10末にいよいよ販売を開始いたします。
販売は当面、「ネットショップBASE」にて行います。現在準備を進めております。
現在ページはご予約受付状態になっております。
検索は 「BASE 釣針屋comoe」でお願いいたします。