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釣針屋comoe

「釣りの前」「釣の後」の楽しいを最大化

2019年独立起業した釣針屋のBLOGです。

作り手と多くの釣人がつながる仕組みができないか?模索中

専用機や金型製作技術を「釣人のワク!ワク!」に変換していきます。

藤岡朋也石鯛針研究所⑧

前回のブログの文章を後で読み返すと・・・

 

 文章がアホ過ぎでこれでは伝わりません!

 

お伝えしたかったのは

「釣り人も魚も理想的な動きをした前提」で2つの針の違いが出るのか?

 

皆さん優しいのでこんなコメントをいただきました。

・魚がくわえた角度で違うのでは??

・餌の付け方(複数個を数珠がけなど)で変わるでしょう?

・餌の置き場所が重要だよ!

 

皆さんが言われるように状況は千差万別いろいろございます。自然が相手ですから・・

 

がしかし

ここはあえて「針に近い所でおこっている事」に焦点を合わせて書いてみます。その他の事柄は理想的に進んだと仮定します。

 

少し話はズレますが

 石鯛釣りは(藤岡得意の想像劇場です・・・・読みとばしてください)

・「針掛かりまでのイメージ」がしっかりある釣人

・「針掛かりまでのイメージ」があいまいな釣人、漠然とやっている釣人

 

前者と後者では大きな違いが出ている様な気がします。

 

スタイルは違えど「名手」と呼ばれる人は五感、六感を研ぎ澄まし、一瞬の合わせさえも分割でイメージしている様に見えるのです。(もちろん見たのはYouTubeです)

 

作り手がどのように考えて作ったのか?を「直接」伝える事でイメージを作ってもらえたり、その精度が高まればいいな~と考えています。

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本題にもどります

 上の写真でもわかるように、プロトⅠ(No7)とプロトⅡ(基準)を比較すると

 

・軸の長さは同じに設定してある(比較してもらうためです)


プロトⅡ針先側のフトコロ深さが深い(その差は約2mm)


・針先のベクトル(針先の描く仮想放物線の延長)はプロトⅡ穴付近~軸端

 

・針先のベクトル(針先の描く仮想放物線の延長)はプロトⅠ穴よりも下側(内側)


・シワリはプロトⅠ強いプロトⅡ中程度になっております。

 

針の違いを感じていただけたでしょうか?

 

ここで実釣結果をお伝えすると

プロトⅠ(No7)だけは悪い結果が複数上がってきています。すっぽ抜けです

 

もう一度、前提を確認しておきましょう。

①アタリがある
②最後の1口(餌)をくわえ理想的に魚が走る
③針が掛かるべき所にまわりこむ(滑り込む)
④竿をおこす(合わせる)

 

この理想的な前提のもとプロトⅠプロトⅡに形状を変更した「理由」「お題」が次の2つになります。

 

・残り餌の影響を考える事

・針先がとらえる事が出来る深さの絶対値

 

です。

 

前回のブログがアホな文章だったので同じ内容になりますが、作り手は2つの理由で形状変更を決断した事をお伝えしておきます。

 

それぞれの内容については、次回以降のブログで掘り下げたいと考えております。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

お読み頂きありがとうございました。これからも良い仲間と共に~