フィールドテスターをぶっ飛ばす!あなたのアイデアを製造部に直送!

釣針屋comoe

「釣りの前」「釣の後」の楽しいを最大化

2019年独立起業した釣針屋のBLOGです。

作り手と多くの釣人がつながる仕組みができないか?模索中

専用機や金型製作技術を「釣人のワク!ワク!」に変換していきます。

線径2.0mmで何をつたえられるのか?⑦

サブテーマとして

 

「1つの金型で何ができるか?」を掲げています。

 

結論をまとめます

①シワリの変化

②軸の長さの変化

③アテ(曲げの度合い)による変化

 

大きくはこの3つが比較的簡単に変更できますよって事をお伝えしたかったのです。

何故こんな事をしたのか?

 

よくあるご意見やアドバイスをまとめます。

・シワリ(ネムリ)が強い方がいいよ(歯にさわりにくくしたいから)

・シワリは極めて小さく針の「立ち(喰いつきの速さ)」を優先したい

・短軸は餌との相性がいい

・いやいや長軸が餌と相性がいい

・刺さり込みの力が多く伝わるように針先全体を内側に向けた針がいいよ

・フトコロをある程度確保したいので針先は軸と並行でいいよ

 

やはり釣人の思いは十人十色!

 

 

何がいいたいのか?といいますと

ベースとなる形が問題なければ「すべて微調整感覚」で対応できる範囲になります。

 

って事なんです。実際に下のシルエットは同じ型で上記3種類を微調整したものなんですよ。

 

 

①シワリの変化

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シワリの微調整

②軸の長さの変化

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軸の微調整

③アテ(曲げの度合い)による変化

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アテ(曲げの度合い)による微調整

 

このシルエットは実際に試作したもので投影機のデータで実際に微調整を行う事によって変化させた針が実在します。

 

このような事は

テスターの人でも知らない方がほとんどだと思っています。

 

僕の場合は釣人と作り手の頭の中が同じであればもっと面白い事が出来る!と信じている1人なので、地味ではありますが、今後も少しづつブログでお伝えしていけたらと思っています。

 

 

お読み頂きありがとうございました。これからも良い仲間と共に~