まだまだ続くピンチ
ピンチはチャンス!
おはようございます。「ピンチはチャンス!」とか言いますが、人はタイミングによっては本当にピンチになるんだと実感してます。
とはいえ、一人にならなければ絶対に得られない体験を体験中といったところなので死ぬ直前に人生を振り返ったら少し笑顔になれそうな気もします。
この考えを深掘りすると、「数年前より大きく改善した人生になりつつある」・・・
・・・・・・・・・と思い込んで今日もなんとか進みます。
年明けから「サラリーマン復活就職活動」のかたわら中途半端な設計知識を少しでも信用やお金に変換出来ないかと考えてとりあえず動いてみる事にしました。
・手作業の補助(力や体力を要する)
・省力機械未満で完全手作業以上(数が微妙な仕事)
・特殊作業専用(汎用品で対応しにくい作業を専用にしてで効率UP)
この3点を意識しながら活動したら現場(作業者)に笑顔が生まれ僕にエネルギーを注入してもらえるのではと考えています。
稼働率ゼロの機械を産出す犯人
ちなみに、僕は経営者のオナニーになってしまう機械や治具を作る事が大嫌いで仕事を受ける前に必ず現場の人にもお話を聞きます。現場で働く人はこの手の失敗は何度も見ているから知っていると思いますが、意思疎通が経営側からの一方通行の場合は「稼働率がゼロの機械」を生み出す可能性が高いですよね。
誤解のないように言っておきますが、受けているお仕事にはその様な懸念はありません。
ダメ人間の感が働く
ダラダラ人間の僕ですがやめずにやってきたので経験を元にした感は働きす。
写真の治具は手作業の「力」軽減を目的に作ったのですが結果を先に言いますと大失敗に終わり大きく設計変更しています。
手作業を見せて頂きその動きを見た時に「キケンなニオイ」を感じ「試作テスト」扱いとさせていただきスタート!
やはり不安は的中し一回目の試作は失敗!具体的な機構は説明できませんが、手作業を見せて頂いた時に大きな見誤りをしていたのです。
一見、ワークを右手で押してカットしている様に見えて、実は左手で同時に引いているのです。引き動作で加工する設計に変更、試作してテストしたところ大幅に改善してこの治具はようやく本設計に入れました。
手と頭は高速PLCや高精度センサー搭載した機械を凌駕する
人間は無意識でも「手センサー」から感じ取った情報を処理して「手動作」に出力している。センサーと動作部がコンパクトに一体化しているんですから!
加えてその応答速度や入力時定数はいかほどかと想像さえつかない。
今回の失敗から得たものをまとめます
2020年4月(大企業)から始まる同一労働、同一賃金(変更される?)やこの新型コロナによって人の働き方や遊び方に変化がおこるのは間違いないようです。
僕はここ数か月のダラダラと悩んだり行動した結果、「手作業に将来性がある」にたどり着いた様な気がします。
iot、ロボットによる物作りが常識の時代に「逆張り」に見える手作業に魅力を感じるのにはしっかりとしたロジックがあるります。そこそこ説明も長くなりそうなので今後、言語化して書いて行きたいと思っていますが、ここで大切なのは省力機械を突き詰めながら手作業も重んじることではないかと感じています。