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「釣りの前」「釣の後」の楽しいを最大化

2019年独立起業した釣針屋のBLOGです。

作り手と多くの釣人がつながる仕組みができないか?模索中

専用機や金型製作技術を「釣人のワク!ワク!」に変換していきます。

石鯛針の穴あけ工程準備!

規格品パンチであけてます。

 

各社のサンプルを集め穴径や耳の幅、厚みなどを計測して傾向を把握しています。強度から考えると「厚めの耳」に「小さい穴」が有効な気がしますが既存の製品ではこのタイプは少ないようです。

 

穴あけパンチ径が0.01mm単位で選択できます!

(後工程の科学研磨と鍍金の厚みなどで仕上がり穴径は変化します)

 

今回使うのは(写真①)の穴あけパンチ(ミスミ ショルダーパンチ)

これは他の工業製品でもで大量に使われる消耗品のため、単品購入260円 まとめて買うと156円とさらに安い!(笑)。

規格品ですので注文してから2日ほどで納品されます。

 

        

 パンチ単独では抜き圧に耐える事が出来ません!のでパンチガイドブッシュでガイドします。ダイはパンチ径より少し大きい穴径を選択します。

        


 右から、パンチ、パンチガイドブッシュ、針(曲げる前)、ダイです。

 

上記3点は、プレス規格部品ですので比較的安価ですがこの3つの部品を取り付ける金型が手のひらサイズのくせにけっこう高価なんです。

 

穴サイズによって変更するのはパンチ、パンチガイドブッシュ、ダイの3点セット。

現在のところ1.2mm~1.8mmまで0.1mmごとに準備していますが「釣人がどんな事を考えどんなオーダーが来るのか?」そんな事も考えながら金型を設計したので今回の金型は「自信あり」でいろいろ対応出来る仕様になっています。

 

簡単なところでは規格品パンチで「長穴」なんかも可能なんです。

 

こんな話でも頭の片隅にあればなにか新しいアイデアが浮かんでくるかもしれませんね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

お読み頂きありがとうございました。これからも良い仲間と共に~