石鯛針からスタートします
オリジナル専用機あと少しで完成
2018年4月頃から試作や小ロットに対応する機械の設計を始めて2019年6月やっと自分が納得出来る釣針が成型出来る機械になってきました。
- 石鯛針でスタートするわけ
少数派 石鯛師
お察しだと思いますがあえて書かせてもらいますと「石鯛師は少数派!」
その結果、大きなメーカー(小さなメーカーも)では対応出来ない事があったり優先度が下がってしまう事が多いのではないでしょうか?
例えば
- 新しい針がなかなか出ない
- 既存の針に改良、改善が加わらない
- お気に入りの針が廃盤になってしまった
- お気に入りの針が長〜い納期待ち
- そもそも針の選択肢が少ない
- 新しいメーカーの参戦が少ない
- 鍍金のバリエーションがない
など
実際の製造現場では2万本〜10万本を一度で作りますので製造頻度も2年〜5年に1回ほどが各メーカーさんの状況だと予測できます。
私自身も過去に生産にかかわりました。商品によっても違いますが5万本を3年〜5年で1回の割合で作っていた様に記憶しています。
この様な状況は石鯛師にとって「ワクワク」感の減少ではないでしょうか?
実はこちらの都合もあります
実は石鯛針は機械が設計コンセプト通りに仕事をしているか見きわめるのに最適の針なんです。
例えば
- ワイヤー穴位置の精度
- 軸端トリムの位置精度
- 穴の面取りのあたりなど
これらは機械剛性や金型精度と位置決精度などが総合的に関係してきます。
「低次元な話だなぁ〜」と思われた方は要注意ですよ〜。お気に入りの針を一度チェックしてみる事をお勧めします。
匠による手仕上なのか?ただの手作業なのか?
参考までに。
1人だから出来る(と思ってスタートします)
社員が多い株式会社とたった1人の個人事業者同じ方法でアイテムを提案するならまったく面白くないし価値もないと思っています。
「1人だからこそ出来る事」と「釣り人のワクワク」の合致こそ私の価値ではないのかと思い使っていただく釣り人との「かかわり方」をどうすればと日々考えています。
皆様の釣行とその準備がより「ワクワク」出来るような方法はなにか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後は定期的にブログを更新してまいります。