釣針屋comoe藤岡朋也です。
このところFacebookページにもたくさんの「イイね!」をつけていただけるようになってきました。
最近知っていただいた方にはただただ
「怪しい!」
「何やってんだろう?」
「プロト?試作?もらえるの?」
「いつ?どこで?今もやってるの?」
と疑問だらけの怪しいヤツではないでしょうか?
自己紹介いたします
・奥さん、子供2人(高校、中学校)、犬
・屋号はYataro's design
・釣針屋comoeのパッケージ
経歴
・2019年に釣針屋で独立起業
・独自の釣針成形機を設計・組立・運用を開始
・2019年10月 15号・16号の石鯛針をAmazonで販売するも1個しか売れず大撃沈!
・2020年、病みに病んでサラリーマンに戻ろうと就職活動を開始するも再び失敗!
・2020年2月世界がコロナに襲われ、再び進路に迷い始める
・2020年5月皆さんに知ってもらおうと15号・16号のサンプル送付
・同年5月~6月プロトⅠ(最大12種類)をご希望の方、に送付
・同年6月~7月プロトⅡ 3種をご希望の方に送付
・同年10月末に販売開始(石鯛針16号、17号合計4種)
・同年11月ラインナップ追加予定(石鯛針)
以上が起業してからの経緯です。
一般の釣人(名手含む)と一緒に釣針の開発
日本の学校は広告・宣伝のやり方を教えてくれません。Amazonに並べたところで売れるはずもなく2か月で撤退です。売れたのは1個のみ・・・
今、思えば当然ですが「誰も知らない」のですから売れるわけありません!
販売ページまで来ていただいたとしても1mmの信用・信頼もないのですから買っていただけるわけがないのですが・・・販売素人藤岡なにもわからず病みモード突入です。
2019年年末にはサラリーマンに戻れば楽になるだろうと就職活動を開始・・・
面接では起業失敗談をお話するとウケがよく2次、3次面接に進みますが間もなくコロナがやってきます。
コロナと就活の結果は関係なく「モヤモヤ感」に襲われながらの再就職活動でしたので最終的には上手くいきません。
売れないのならと
4月~5月!SNSには「自粛」「自粛」の文字が・・・疲弊感を日本中を襲いました。僕自身も疲弊中でしたが・・・
どうせ売れないなら「自粛中の釣人に仕掛けでも作ってストレス発散してもらおう」そして「10万円の給付金を自己投資しよう」と思い、無料で15号・16号石鯛針をお配りしました。
Facebook→メッセンジャーを利用して希望する釣人を募集いたしました。
最初は数名のご応募でしたが針が到着した後、FBに投稿いただき少しずつ、少しずつご応募がありました。
後で気がつくのですが「化粧品サンプル」と同じですよね。
「釣りの前の楽しいを最大化」したい
無料の針を送付させてもらった釣人とやりとりするうちにある事に気がつきます。
熱心な釣人とのやりとりは本当に楽しい!^_^
でも
多くの釣人は「釣に行きたいな~」と思っていても仕事や家庭の事情なのでなかなか自由に釣に行けないのが現実です(僕も同じです)
当たり前ですが「釣りをしている時間」より「釣りの前の時間」が圧倒的に長い。
その時間を少しでも”楽しい意味のあるものにしたい”と思うようになりました。もちろん僕自身が熱心な方と交流出来るのが楽しいのもそう思った理由の1つです。
プロト針を製作
釣針の開発にあたって大きなメーカーさんは「フィールドテスター」「モニター」よばれている釣人と契約して開発・テストを行っているのが一般的です。
設備設計・製造ばかりやってきた藤岡はそんな人とつながりは一切ございません!
そういった事情もあり一般の釣人と一緒に開発をしてみてはどうか?とプロト針を製作して再びフェイスブックで募集をかけ針を送らせてもらっています。
結果、「釣りの前の楽しみ」の1つになればと思っています。
最も重要で最もSNS映えしない釣針
「釣針選びは重要だ!なんせ魚と唯一直接触れるタックルだからね」なんて一度は聞いた事がある、後輩を教える時に言った事もある(笑)・・・・のでは?
この言葉を目にしたり、聞いたりしたのはその道を究め続ける名手の文章や講習会などではないでしょうか?
相反してSNSに投稿されるのは「竿」「リール」「竿受け」
趣味であり楽しみですからタックルのどれに興味があろうと自由ですしその人の投資ですから他人が口をはさむものは決して許されません。
素直に竿、リール、竿受けはSNSに映えますしね。
ただ本当に石鯛を釣りたいと思われる方は数々の名手の名言の意味を再度考え、そこに気を配り投資したほうが名手への近道になりそうです。
さて
何も知らなかった藤岡は100%プロト針の具体的な感想を頂けると信じておりましたが実際のところ約5%ほどの釣人しか釣針に関心がない事にようやく気がつきます。
ただ5%と少ないですが、そのご意見、アドバイスは大変参考になり改善、改良してなんとか市販して使っていただけそうな針になったと思います
石鯛釣りと起業の難しさ
今回の「難しさ」は針を開発していくスパンのお話です。アタリそのものも少なく、一回の費用もかかる石鯛釣りですのでご意見、アドバイスの統計がでるまで長い時間を要します。
起業したての個人事業には当然耐力がございません!商品を販売しながら少しずつ針をアップデートしたと思っております。
まとめます
・起業して釣針屋をやっている。
・一般の釣人(名人含む)とプロト針(試作無料)を題材に開発をしている
・「釣の前の楽しいを最大化」がコンセプト
・石鯛針を最初の題材として選んだ
・今後も試作を続けていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。10/19現在は遠征・大型狙い、伊豆関東方面で普段から大針を使われる方に向けてプロトを製作しています。
また募集Facebook投稿で行います。
今回はより細かいメイキング投稿を行ってまいります。